学会について
掛けまくも畏(かしこ)き幸侘学会の御名(みな)を奉り称(たた)え奉る。
幸(こう)の御心(みこころ)は、
天地(あめつち)を貫き給ふ、
尽きぬ命の歓び、栄えの兆(きざ)しを表し、
侘(た)の御心は、
簡素(かんそ)なるものに美を見出し、
己が小さきを悟り、慎みと清らかさを尊び奉るものなり。
ここに、幸と侘、二つの御心をひとつに結び、
たぐひなき学び舎(まなびや)を築かんとする願ひ、
幸侘学会と御名を定め奉りき。
人は誰しも、歓びを求め、
また過ちを省み、謙虚に歩まんと希(こいねが)ふ。
これ、天つ御心に叶(かな)い、
地に和(やわ)らぎをもたらす道なり。
幸侘学会の御名を仰ぎ奉り、
この誓い、代々に伝へ、
広く世に光を放たんことを、
かしこみかしこみ申す。